TOPページ > パワーアップ会議から > 私とメンター
vol.11
株式会社りそなホールディングス 人材サービス部 ダイバーシティ推進室長
ワーキングウーマン・パワーアップ会議 推進委員
前畠 孝子
1982年 大和銀行(現りそな銀行)入社。名古屋・大阪での営業課長・出張所長を経て、 2007年 井荻支店長。2008年 人材サービス部 研修室長、ダイバーシティ推進グループ グループリーダーを経て、2011年6月より現職。
メンターから学んだこと
これまで名古屋・大阪・東京と営業現場を中心に9回ほど転勤を経験してきた。私が仕事を続けてこられたのも、たくさんの上司、同僚との出会いがあったからだ。中でも私がメンターとして真っ先に思い浮かぶのが、私の課長時代、当時の上司である浜辺 義男支店長(現ジェイアンドエス保険サービス 取締役社長)である。 一番印象に残っているのは、「お客さま第一主義」を徹底していたことだ。 毎朝、開店と同時にロビーに立ち、お客さまをお迎えしていた姿は今でも目に浮かぶ。 私も同じ立場になったとき、自然とロビーに立っていた。まさに今の私の仕事の原点になっている。
転勤した後は直接指導を受けることは無くなったが、異動の辞令がでると真っ先に連絡をくれる。 昇格した時には「今のままで大丈夫。もし失敗したらまた戻って来い」 初めての東京勤務になったときも「身体に気をつけて。いつでも大阪に戻って来いよ」 とかく女性はステージが変わる時、肩に力が入りがちになるが、私はこれらの言葉でどれだけ気持ちが楽になったか知れない。 良きメンターに出会えたことに日々感謝をしている。