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プレスリリース

「ワーキングウーマン・パワーアップ会議
〜仕事意欲に燃える女性と企業を応援する民間運動〜」の発足について

2008/09/22

仕事意欲に燃える女性と企業を応援し、性別ではなく個々人の意欲や能力に応じて処遇を行う、実効性のある仕組み作りを目指して、「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」(代表幹事:岩田喜美枝・資生堂副社長、岡本直美・連合副会長/NHK労連議長、鹿嶋敬・実践女子大学教授、小林いずみ・メリルリンチ日本証券社長)が発足した(事務局は(財)社会経済生産性本部が担当)。
少子高齢化、グローバル化が加速する中で、企業が持続的な成長を遂げるためには、女性の登用・活用・育成は不可欠であり、ワーク・ライフ・バランス推進の動きとあわせて、女性が従事する仕事の質や処遇の向上に取組むことが求められる。
そこで、当会議では、女性の活躍推進を加速していくために、経営者や管理職の意識改革や、メンターによるサポートの促進のほか、女性の活躍を応援する人や企業によるネットワーク化を、既存ネットワークや経済団体、労働団体、大学機関などとの連携を図りながら展開する。
その主な内容は以下のとおりである。

◆ 活動の重点目標 ◆
(1)経営者・管理職の意識改革と職場の風土改革の推進
意欲や能力がある女性への仕事領域の拡大や、公正な評価による昇進機会の提供について、特に男性の経営者・管理職への理解を促すと同時に、職場の風土改革を推進する。また、女性の経営者・管理職への計画的な登用や、女性コア人材育成への取組みを管理職の評価項目とするなど、育成の仕組みづくりを提案・支援する。

(2)メンターによるサポートの促進
女性が仕事に責任を持ち、第一線で活躍するには、女性が働くことに理解を示し、相談に乗ったり見守ったりする人、メンターの存在が欠かせない。女性をコア人材として育成していくためにも、企業にメンターによるサポート体制構築の必要性を認識してもらい、女性の活躍を支援する基盤を作る。

(3)女性、及び女性の活躍を応援する人々によるネットワークの形成
仕事意欲をもち向上心ある女性や、女性の活躍を応援する企業と人をネットワーク化し、人的交流の場を提供して、経験・知識の交流を深め、女性活躍推進の流れを加速する。既存ネットワークや経済団体、労働団体、生産性機関、大学機関などとの連携による全国的なネットワーク作りも目指す。

(4)女性の能力を活かせる社会の実現
出産・育児・介護期などライフステージが変化しても、継続就業が可能な職場環境・風土づくりと社会システムの整備を目指す。正社員であっても柔軟に働ける仕組み作り、転勤やコース転換のあり方の再考、共働き文化の形成等に関し、メッセージを発信する。また、大学や学部の選択が就職に影響を与えることを考慮し、女子高校生に対して将来を見通した進路設計、経済的自立の必要性等を訴えていく。

【お問合わせ先】
「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」事務局  担当:長谷川・有泉・西山
(財)社会経済生産性本部 社会労働部 内
〒150-8307 東京都渋谷区渋谷3−1−1
TEL:03-3409-1122  FAX:03-3409-1007

添付ファイル ○080922【パワーアップ会議】記者発表文.pdf
○080922【パワーアップ会議】発足発表資料.pdf